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【運動サポーターとは】
運動サポーター養成講座を受けた方で、その地域の仲間達と一緒に楽しく運動を続けていけるようサロンを支える人のこと。

地域・行政・病院が連携「運動サポータースキルアップ講座」開催
運動の知識や楽しみを増やして、
笑顔が集うロコモ予防(運動)サロンへ

運動サポーターがサロンを超えて集う

ろこもでは、これまで福岡市西区のロコモ予防(運動)サロンを訪問し、地域の健康づくりに励む運動サポーターを紹介してきました。運動サポーターは「人を集めるにはどうすればいいか」「飽きのこないサロンづくりをしたい」など課題を考えながら日々サロンの盛り上げに工夫を凝らしていますが、他のサロンの運動サポーターとの交流はあまりありません。

そこで今回、行政と病院の支援のもとで、西都のさいとぴあに運動サポーターを集め「運動サポータースキルアップ講座」を開催することになりました。
この講座の目的は「初心に帰り、新しいものを取り入れてサロンづくりに役立てる」こと。交流の場も兼ねて8つのサロンより36人が一堂に会しました。

ジャンケン列車で笑いながら運動を

講座の前半は、今までサロンで行ってきた運動のおさらいです。健康運動指導士が「なぜストレッチや筋トレが必要なのか」「どこの筋肉に働きかけるのか」を体を使って説明すると、運動サポーターも体を動かしながら大きくうなずきます。

次は「みんなで楽しめるレクリエーションを教えて欲しい」という運動サポーターの声に応え、「ジャンケン列車」を全員ですることに。列車のように縦につながり、ステップを踏んでジャンケンをするレクリエーションです。皆でリズムをとりながら前の人の足を踏まないようステップを刻むことは、体はもちろん頭を働かせるのによいのだそう。

 

運動を楽しむこと、ふれあうことの大切さ

レクリエーションで笑いながら体を動かした後は「トークフォークダンス」の時間に。フォークダンスのように輪になって2分間ごとに次々と相手をかえて話し続けます。
「運動サポーター同士で助け合ってサロンを続けています」と、明るい声で話している様子からは、これが初対面とは思えません。講座は最後まで盛り上がりました。

運動サポーターはこの講座を通じて新たな知識を得て、運動の大切さ、人が集うことの大切さを再確認したよう。「もっと他のサロンがやっていることを知りたい」という声も挙がり、早くも次の講座に期待が寄せられています。

 

  
福岡市西区保健福祉センター
保健師 山邊 智絵 さん「運動サポーターになって良かったとメリットを
感じてもらえる講座を定期的に
開催できたらと思います」

 

福岡市西区保健福祉センター
保健師 渡辺 寿子 さん「西区のロコモ予防(運動)サロンは
コミュニケーションの場としても
盛り上がっているので地域のむすびつきが
強いと感じます」

 

福岡リハビリテーション病院
作業療法士 山﨑 登志也 さん「これからもこのような機会を活用して
みんなで切磋琢磨しながら
よりよいサロンをつくっていきましょう」

 

取材協力

福岡市西区保健福祉センター
地域保健福祉課

☎ 092-895-7080
西区内浜1丁目4-7


※掲載の記事は、掲載日時点での情報となります。掲載されている、施設名、お名前、役職等、また、医療情報等は当時の情報となります。

掲載日:2020年02月

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監修:福岡リハビリテーション病院